keep it down

Posted by takuma On 2016/09/10


7~8月は、自分自身の今までの人生を振り返ってみても稀に感じるほど濃い日々を過ごしたような気がする。ポルトガル優勝に終わったEURO2016はビミョーに負け越してしまったが、終了してみれば今回も良い大会だったなぁ~と。。。
ま、この辺りの事はオモテ向きの出来事だ。
実は・・・

・・・と書き始めていたら数日後。Netellerからの非情なメールが。
まぁったく相変わらずだねぇ・・・Netellerさん。
Net+カードの時は「一時中断」とか言っておきながら、今度はギャンブル排除かよ。とその時点では考えた。
ひとしきり原因を調べた後。・・・Netellerが悪いわけじゃないんだと気が付いた。
表向きには税金がらみで国がPaysafeに圧力を掛けたという話になっている。
確かにこれは現実的にあった話なんだろう。

実はここのところ数ヵ月間で、私はP4T.NETのチーム連中とネット上での交流を深めている。
このブログの流れをご存知の方は、自然な流れだと捉えていただけるんじゃないかな?
7月には現在P4T.NET Teamを実質的に率いているKoji氏の紹介で、UK在住のProfessional Sports BettorであるRyan氏(仮名)を交え、同じくP4T.NET Teamからhal氏と4名でのマルチトークセッションをskypeチャットを利用して行なった。

このセッションでの記録を利用して、「ベッティングとは」という抽象的なテーマでの記事をまとめようとしていたのだ。
未だ記事はアップできないでいるのだが、その原因のひとつが今回のNeteller騒動である。

Netellerなくして日本国内のベッティング事情は成り立たないと言っていい。
それほどショッキングな出来事である。
今後のベッティング環境を左右するこの状況に対して、どう対応すべきか?どう対処するのが良いのか。
私なりに考えてみた。

先日、あちらのブログの方でNetellerについての見解がアップされていたのを読んだ。
かなり抑えた文章にしている様子が手に取るように解った。
私自身はいろいろな"ブックメーカーがらみ"のサイトやブログを批評するつもりでこのブログをやっているので、第3者的見地から以下記述する。

とりあえずKoji氏が掲げたのはこうだ。
1) Netellerではスポーツブックへの入出金が不可能になるから、各自必要に応じて撤退せよ
2) 今後スポーツブックを引き続きやるなら入出金手段をよく考えろ
3) すぐにでも入出金環境を整えたいヤツは、現時点ではecoPayzを薦める

重要な部分は後述するが、とりあえず上記3つの意味を読もうか。

まず1。
9/15からギャンブル関連サイトへの入出金をNetellerは止める。だからスポーツブックを利用するためだけにNeteller口座を持っている方は、今後利用する意味を成さないので解約せよ・・・ということだろう。
実際のところ、Neteller口座に金を預けておいても、海外知人への送金やショッピングで使うことをしない限り、留まる理由は無い。
いや、別に残高が9/15以降残っていても、銀行送金によりいつでも引き出せるのだが、懸念事項がNetellerには有る為だ。

2。
日本国内のスポーツブックユーザーは全てに近いと言っていいほどNetellerを利用している。
基本的に日本から登録できるスポーツブックはNetellerに対応するところが多いためだ。
更にNetellerのインターフェースは日本語に対応している。だから日本人にとっては取っ付き易いことも理由にある。

これからもスポーツブックを続けるにあたって、Neteller以外の方法で入出金をするには、別の方法を考えなければならない事となった。
ユーザーはまず、自分の利用しているブックメーカーがどのような入出金方法に対応しているのかを確認するだろう。
その中で自分に合った方法を選択するだけだ。

ただ、これはそこまで急ぐことでもない。
9/15以降Netellerがギャンブル関連の入出金を取り扱わなくなるということは、日本ユーザーを少しでも考えているブックメーカーなら既に承知の事実。
他の代替対応策を遅かれ早かれ提示してくるはず。
ゆっくりと待って、案件が出揃ってから考えても問題はない。

私自身、Netellerを利用しているが、今のところ登録している各スポーツブックからは一切Withdrawしていない。Netellerからは既に全額移動したが。

3。
早めに入出金環境を確保したいユーザー・・・というのは、私が思うに小額で入出金を繰り返して利用するタイプのユーザーか、デカイ金額をガツンと入金して大きくベットし、勝ったらすぐにマージンと共に引き出す・・・というユーザーではないかと思う。

ほど良く数箇所に対応しているecoPayz。普通に考えてここへ登録することになるだろう。
ただし、どこのサイトでも紹介している3大手のbet365、WilliamHill、Pinnacleは現時点でecoPayzに対応していない。


日本語で、そして日本円でスポーツブックをやってきたユーザーは悩むところだろう。
ここ数年で増加したと思われる、日本語インターフェース+日本円対応ブック。
これを利用しているユーザーをまずは潰す。国が考える当面の対策。

金融庁はNetellerを規制し、公安は今年3月のsmartlive事件(※)で3名を見せしめとして吊るし上げた。
smartlive事件の顛末については"略式起訴"となり、裁判が開かれることは無かった。
私自身は裁判内容に注目していたのだが・・・。
単純に"略式起訴"としてオンラインギャンブルユーザーへの見せしめとした「警告」とも受け取れる。

法整備自体がしっかりしていないので略式起訴としたのか、元々端から略式起訴にするためにターゲットを探していたのか・・・はたまたカジノ法案も出ている最中、裁判を行なって変な判例が出てしまうと後々面倒なことになるからか?

・・・と私自身のくだらない見識は置いといて、
7月下旬にKoji氏と話した際にこう言っていたことを思い出した。

「Netellerが無くなったら他のE-ウォレットを利用することになるが、多分ecoPayzにユーザーは集中する。ecoPayzの登録方法などを紹介するサイトやブログが出てくるだろうから、日本ユーザーはecoPayzしか目に入らなくなる。数ヵ月後にecoPayzも規制されなければ良いが・・・」

ecoPayzは現時点で日本語化されておらず、英語の解らないユーザーには少し敷居が高い。
しかし、サービス自体はNetellerとほぼ変わらず、手数料関連はecoPayzの方が割安だ。

「現段階では一旦状況を見守ってみる」
という考え方には私も賛成だった。
先のsmartlive事件では「日本人向けのサービスを提供していた」という逮捕理由がある。
そして報道で言われているのは、サイト内にユーザー同士がコミュニケーションできる「チャット」があり、そこから個人特定に結びつけたと言われている。

同じく今年の3月に「無知な転売サービスと儲けに墜ちたヤツ」というタイトルでブログを書いたが、コメント欄にてこのsmartlive事件に関する見識を記述した。

この時は「カジノ」と「ブックメーカー」は別物と考えていたが、今回の国からPaysafeへの処置・・・"Neteller及びSkrillのオンラインギャンブル入出金業務の停止"を受けて、そもそもブックメーカー・スポーツブック自体、オンラインカジノを経営している業者がやっているわけだから、"規制措置もカジノと同様に受けてしまう"と改めて考え直した。
自分自身がスポーツブックを"ギャンブル"と考えていなくても、国の見地からすればそれはどうでもいいことなのだ。

要はオンラインカジノの情勢に巻き込まれてしまう。

smartlive事件に関してじっくり調べてみたが、逮捕者自身でブログを公開していた様で、オンラインカジノでのプレイ履歴を記述し、結果画像を投稿していたり、また「x月x日x時に集まって一緒にやろう」などと仲間を募っていたことも分かっている。
そうした内容から探って行き、個人特定に結びついたと考えられている様だ。

上記、何を言いたいかというと。

・日本人向けのサービスを提供
・プレイ履歴のインターネット公開

に注目してもらいたい。
逮捕に至った理由として大きく上の2つがある。
今後も同様に、忘れた頃にまた逮捕者を出すかもしれない。P2Pでの違法ファイルアップロードで時々逮捕して警告するのと同じように。

私見ではあるが、少し慎重な見方をした場合、日本語インターフェースでのベットというのは今後問題があるのかもしれない。
「海外在住の日本人向けにインターフェースとしての言語選択を日本語でできる」とブックメーカー側は言えるだろうが、かなり苦しい。日本語が利用できるというのは、日本人向けにサービスしていることと全く変わらない。

また、ほとんどのスポーツブックのサーバは海外だが、言語で日本語を選択すると、国内サーバになってしまう有名なスポーツブックもある。(あえて名前は出さない)
「マネーロンダリングの可能性」という見地からでなければ、ブックメーカー側は簡単にIP等の情報を日本の警察に開示しないだろうと思われるので、海外サーバの場合は問題が少ないだろうが、国内の場合には注意した方がよいかもしれない。

ベット履歴などを日記のように公開しているユーザーも多いが、少なくとも画像は止めた方がいいかもしれない。(というか、元々ブックメーカーのインターフェースをスクリーンショットで撮った画像などは、著作権がブックメーカー側にある。こういうのはアフィリ等をやっていて、ブックメーカー側に許可を申請している場合にのみ利用できるものだ)

さらにecoPayzはクレジットカードを使う場合もある。クレジットカード会社の情報開示は早いからな・・・(あくまでも私個人の印象では)

とは言ったところでスポーツブックをやるヤツはやるんだが(笑

具体的に何故こういうことをするとマズイのか?については、あえてここでは触れない。
かくかくしかじかと説明してやれる親切心を私は持ち合わせていない。
知りたければヒントだけ与えたので、後は自分で調べることだ。


もう一度Koji氏の書いた記事に戻るが、最後のくだりに何故か他のサイトを紹介している。

これについて不可思議だったのでどういうことか聞いてみたが、単にサイトを修正する時間がなかなか無く、この時期にP4T.NETへ訪れてくれる方々には情報不足になるため申し訳ないという理由で他のサイトを挙げているのだと言う。

まぁ、納得。
P4T.NET自体もアフィリをしているが、基本的には「どーでもいい」と言っていた(笑
今回の件で、ecoPayzへの登録が多くなると思われるのにもったいないんじゃとも考えるが、Koji氏自身がecoPayz自体を様子見するといったスタンスをとっているため仕方がない。
他にいろいろ話してはいるが、現状ではこの辺りまでしか書けないのでご了承願う。

ついでに触れておく。
上記で紹介されているサイト「ザ・ブックメーカーズ」だが、ブログ村ではタイトルが「ブックメーカーの疑問を解消+予想に関する情報満載!」で登録されている。
私自身はかなり以前に閲覧したことはあったのだが、久しぶりに見てみたらだいぶ小奇麗になっていた(笑。
今回のNeteller騒動でのフォーラムや記事内容を一通り読んでみたが、こちらの管理者さんは身銭を投げ打っていろいろとテストしていらっしゃるようで、ホントご苦労様ですと感じた。

対して利用するユーザーの他力本願なことといったら悲しい限り。
なんでこんなに英語も読まず、いや読めずしてスポーツブックやってるヤツが多いのか。
怒りすら感じる。
しょーもない質問を堂々と管理者任せにして回答を迫るヤツが多すぎる。
まず自分で調べられないのか?自分で英文を訳せないのか!?機械翻訳でも、ある程度の文意は解るはず。
それを何もせずして投稿だけし、答えをそのまま実践して分からない部分があるとまた回答を迫る。
・・・・・情けないものだ。

フツーは、英語解読>不明なことがあれば対象組織へ問い合わせ(必然的に英文作成する努力が要る)>回答が来て英文解読>それでも解らない部分があれば再度問い合わせ>回答が来るので解読>どうしても解決しないのでフォーラムで問い合わせ投稿してみる
・・・というのが本来の形なんじゃないのか?と考えているのは私だけだろうか。


これじゃ、日本人が面倒で受け入れないブックメーカーがあるのも頷ける。
ecoPayzが日本語化に対応したら、残念だが規制されるのは時間の問題だ。

ネットでは自己責任が基本だ。それを再認識してほしい。
いくらどこどこのサイトやブログで書いてあったからやったと言っても、最終的にはあなた自身の責任を追及されることになる。

さて、しばし様子見をしようか・・・。(溜息


※smartlive事件
3月に公開したブログ「無知な転売サービスと儲けに墜ちたヤツ」のコメント欄にて私自身がこう記述してしまったため、そのまま引き続き勝手に言っているだけ。
本来は"Smart Live Casino"。この記事を書いている現在(2016/09/10)では、UKGC(UK Gambling Commission)によりライセンス停止されており、ドメインはオンラインカジノとして機能していない。払い戻しのみ受け付けている。
参考 :「UK Gambling Commission suspend Smart Live Gaming license pending suitability review」
「SMART LIVE CASINO CLOSED 22.08.2016」


その他、是非読んで頂きたいページ : 「オンラインカジノの合法性の検討」